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随分とご無沙汰してしまいました。
前回の記事にコメをいただいたありぃさん、真魚さん、掲示板に書き込んでいただいたみかんさん、模型についてお問い合わせをいただいた方に、取材のお申し込みをいただいた出版社の担当の方・・・・お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
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私には一人の妹がいまして、小さい頃から温和で目立たない子で、地元の高校を卒業してから、地元の会社でＯＬをしてから結婚し、二人の子供を産むといった、ごくごく平凡な人生を幸せに過ごしてきました。
昨年の春頃から左手が動かなくなる症状があらわれ、夏には右手が、秋には歩行困難になってしまいました。筋ジストロフィーという病魔はじわじわと妹を苦しめ、今年の春は寝たきりになって入退院を繰り返すようになってしまい、とうとう今年の夏を乗り切れず逝ってしまいました。
本人の希望で最後の日々は自宅で過ごしましたが、決して子供たちの前では泣き顔は見せず、話すのも不自由になりながらも明るいお母さんとして振舞いました。少々、泣き虫だった妹のことを想いだしますと、すごく頑張ったと思います。
昨日、お葬式が終わって、何だか急に蝉の鳴き声ばかりが響くような寂しい気分に襲われていますが、いつまでも悲しんでいては妹も喜ばないと思いますので、少しづつですがこのblogも再開していきたいと思います。
たった39年の短い生涯でしたが、妹は幸せだったと思います。ただ、出来の悪い兄としては、寅さんより先にさくらが逝ってしまうことがあるかと、悔やまれてなりません。
- 2005/08/14(日) 23:28:17|
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